2004年からリリースされ続けているサイレントキラーシリーズ。
250・175・145・115(2021年販売予定)と合計4サイズが展開されており、いま現在も販売されている、S字アクションの“スライドスイマー”や2009年ウェブメンバー販売アイテムとなった背面フック仕様の“スティンガーバック”がある。
2021年度ウェブメンバー入会特典を考案している開発担当者が、このサイレントキラー系に目を付け、最大の特徴ともいえるソフトシェルを剥いだテストモデルが仕上がる。
第一段階では、145サイズのコアボディに、試作リップとサカマタシャッド8inchのテールが取り付けられた仕様。
パーツを取って付けただけのようだが、開発者の長年培われた経験と感性で仕上げられたプロトルアーは、この段階でルアーアクションは概ね合格しており、製品としてブラッシュアップが進められていくこととなる。
第二段階では、アウトラインは145コアボディから洗練されたアウトラインへと確立され、オリジナルルアーとしての表情ができてくる。
リップは第一段階で合格しているものの微調整が繰り返され、写真に収めた以外にも多数バリエーションが存在する。
ラインアイ位置やフックアイ位置も調整され煮詰められていく。
サカマタシャッドから転用されたテールも仕上がりを見せている。
この段階で、破損し易いリップとテールは取り換えできる交換可能な仕様として、開発が進められていることが判る。
そしてルアーにフェイスモールドが彫りみ、命が吹き込まれ完成した。