■First Generation

かねてからダーターは入会特典の候補に挙がっていたが、ダーターの特徴や有効性を掴み切れないまま09年はデスマンにとって代わられお蔵入りとなる。
その後、捕食サウンドに焦点を絞ったプロトモデルでの釣果報告をきっかけにダータータイプの可能性をあらためて感じ、ここから試行錯誤の作成が始まることとなる。
さらにスイミング時のアクションにも目を向けてジョイントタイプも着手するが、マウス形状とアイ・ポジション、ウェイトバランスによってセッティングを施し、第二世代が制作される。

■2nd Generation & 3rd Generation

その後のテストで千鳥アクションとスイム時のキレを追求したボディ形状の見直しから、クビレを設けた逆三角ボディへと修正されるとともに、アイにスプリットリングを装着して、よりフレキシブルに動くモデルへと進化していく。

ボディの逆三角形形状は浮き姿勢を安定させるためだけではなく、クビレた形状(上部から見た)と合わせ、ダイビングやウォブリングする激しいダーターアクション時にボディへのフック絡みを防止する、こだわり抜いた形状に完成した。

視認性の高いチャートを配色されたデリバリーカラー。
ベリーにはクリームカラーをベースにブルーパールでコーティング。カップには鮮やかなオレンジを配色したことによりボディの状態確認を安易にしている。またインジェクションボディへ封入されたインサートプレートが際立ちアピールする。

リアフックに施されたフェーザーマテリアルは落水した陸上生物や尾ビレをイミテートするとともに、サーフェスプラグにありがちなテールバイトをフッキングに持ち込む高効果を発揮します。