フィッシングツアー2006in池原
このページでは、depsweb members初のフィールドイベントとして開催された「フィッシングツアー2006 in池原」の模様をレポートします。
この日10月8日(日)はメンバーのみなさまと実際に——時間と場所を共有することができた——素晴らしい記念の日となりました。それでは今回のイベントをふりかえります。
大会直前に発生した台風16号・17号はスタッフを非常にヤキモキさせてくれました。
大会中止という最悪の事態は免れましたが、前日の7日(土)に池原へ向け出発した際も、台風が残した強風に「明日は釣りになるのかな~」という不安がよぎりました。
池原ダムに到着、そこでスタッフの目に飛び込んできたのは、竜巻のように立ち上る水煙と白波…見たことのない池原の形相に一同唖然。
スタッフのみなさんがあたたかく出迎えてくれました。
宿泊はペンションながいさんにお世話になりました。夕食は満足の“たっぷりメニュー!”
いよいよ当日!
前日池原入りしたスタッフに、仕事を終えて深夜の強行軍で駆けつけたスタッフも合流!準備が着々とすすむ。
平成の森には続々とメンバーのみなさんが集まってきてくれました。ようこそ!
午前6:30、役者が揃って開会式。
風は強いものの雨の心配はなさそう。奥村の進行による開会式のあと、いよいよ釣り大会の開始!
遠くは群馬県から参加してくださった方もいらしたとか!我々のつたない企画のためにわざわざ…ありがたいことです。
参加人数はドリームの全ボートでもまかないきれず、他店様にもご協力をいただきました。
T.O.ジャパン様、ワンアップヒライ様、スポーツワールド様、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!
スロープに集まってくれたメンバーはなんと総勢140名! ドリームのしんちゃんこと㈲M’zオイル代表取締役社長の南園眞様。 行き届いたサービスはいつもながら!ドリームスタッフ。
ウェブメンバー設立からこの日を待っていたという奥村。 デプススタッフも、準備万端。
イベントPart1:釣り大会開始!
この釣り大会は順位を競うものではなく、釣れた魚のサイズによって賞品をご用意させていただきました。釣れなかった人にも参加賞アリ。
「波風には気をつけて、がんばってくださいね~。」
いつもは鏡のように穏やかなあの池原ダムが、この日は牙を剥きました…ダムサイト付近や白川筋のインターセクションなどでは強風が吹き荒れてダダ荒れ。やっぱり奥村は嵐を呼ぶ男でした(笑)
釣りづらい強風を上手くいなしながらポイントを選んでいたメンバーのみなさん「釣れましたか~?」女性や子供連れでのご参加も多く、和気あいあいとした雰囲気。
帰着時刻が近づくと徐々にボートが桟橋に帰ってきた。「おつかれさまです!釣果のほうは…?」、「いや~、ほとんど風との戦いでした(苦笑)」、「今日は厳しいですね、思っていたような釣りができませんでした。」という声が多く上がるなか、魚を持ち帰ってくるメンバーも続々。
やはりみなさんサスガです!桟橋はにぎやか!悲喜こもごもといった感じ。
携帯カメラで撮影した写真での検量もOK!「魚の写真どこいったかな~?」
表彰式&奥村和正らによるフィッシングセミナー
全員が帰着したあと、グッドサイズを釣り上げたメンバーの表彰式と賞品の贈呈が行われました。
この日の最大魚はトリワ谷付近で釣り上げられた44cm、ルアーはスライドスイマー。
ほかにはラバージグ、テキサスリグ、ジグヘッドワッキーなどメンバーそれぞれが池原バスを攻略していました。なかには開会式で奥村がススメていたキンクー13inchでの釣果も!
この日はフォール中やボトムステイに反応が良かったようです。厳しいコンディションでの釣果に、奥村も感心!みなさまおめでとうございました。
また残念ながらノーフィッシュだったメンバーにも、参加賞のほかに抽選でプレゼントが。
メンバー限定販売のdepsproveバッグ、サンバイザー、キャップ、ルアーやステッカーなど、多くの方が当選されたのでは?
続いて奥村和正らによるフィッシングセミナーも行われました。
おっ、手にしているのはメンバー限定のサンバイザーですね!おめでとうございます。 奥村は年々シビアになるリザーバー攻略に、キンクー13inchの動かし方をレクチャー。
イベントPart2:アウトレット&キャスティングコーナー
ちょっとした塗装不良などによって出荷できなかったルアーなどを販売させていただきました。使用にはまったく問題ないんですけどねぇ。こんな機会でもなければ出せません。
「安かったし、いろいろ買っちゃいました。来てよかった!」と、みなさまから嬉しいお返事をいただきました。お買い上げ、ありがとうございます。
いざやってみると、これが意外に難しい(笑)日頃の練習がものをいいますね。
「やった、はいった~!」キャストがバッチリ決まると気持ちいい!写真の女性アングラーも賞品のデスアダーホッグをGET!
アウトレットやキャスティングコーナーのかたわら、奥村らと歓談する楽しいひとときもありました。
閉会式では奥村をはじめスタッフ一同感無量。無事にイベントスケジュールが消化できたこと、みなさまに楽しんでいただけたこと、池原周辺地域の方にバスフィッシングを通じて経済的貢献ができたこと。初めての試みということで至らない点もあったかと思いますが、メーカーとして、会員サービスとして、こんなに充実したイベントができたことが、うれしかったんです。
●フィールドイベントのコンセプト
雄大な自然にあふれる、ロクマルの聖地池原ダム。素晴らしいフィールドですよね。私たちデプスは、次のようなコンセプトで今回のイベント企画を検討しました。
フィールドと共存し、環境を守って生活されている地域の方々に貢献することができたら。さらに、フィールドの魅力・バスフィッシングの魅力を多くのみなさまにご紹介し、共有することができたら。
誰もが釣り上げることを夢見るビッグバス!そのバスを育む池原ダムの環境は、レンタルボート店や飲食店、宿泊施設やガソリンスタンドなど、そこで生活されている方々の努力で守られています。
タックルの開発・製造を行いメーカーとして運営できるのも、釣りに行く素晴らしいフィールドがあればこそ。
ならば私たちにできることは何かと考え、地域の方々が運営されているレンタルボート店のボートを利用した釣り大会を開催させていただきました。よりよいフィールド環境の整備など、地域の方のために、われわれのつたない企画が少しでもお手伝いになれば幸いです。
また池原に初めて来られたメンバーの方も多かったようですが、池原というフィールドを今回のような形でご紹介できたことは、フィールドとアングラーとをつなげる好機になったことと思われます。
今後もこのようなイベントを開催させていただくことがあれば、フィールドのため、アングラーのため、地域の方々のため、私たちは変わらぬ想いで企画に臨みます。