同船釣行/前田純 2008

-前田 純 –
琵琶湖のプロガイドと言えばこの人、おなじみ前田純。

若園さん&山川さん

ゲストは岐阜県の若園さんと、会社の同僚山川さん。昨年5月に息子さんが誕生したという若園さん、デカバスを釣り上げて「どや、これダディーが釣ったんやぞ!」「すっげー」と言われるような “ビッグダディー” を目指したいということで、前田と一発を狙いに行きます!


意外なNEWウェポン、フラットバック+デスアダーグラブ

7月2日、雨。今期も日ムラが激しい琵琶湖。前田は若園さんらを乗せ、考えられる全てのエリアで一発狙いを展開した。前夜からの豪雨により激ニゴリが発生、壊滅したポイントを見切り南湖南部へ。

最近のガイドで好調のフラットバックジグ+デスアダーグラブを3人ともリグって釣りを開始するが、 豪雨によりフィールド状況は一変。前田自身「どんなアクションで喰ってくるか全くわからない」という状態で、3人はジグのアクションをいろいろ試しながら反応を探る。

そして約1時間が経過した頃、前田がポンポンと2発をGET。断然反応がいいアクションが判明した!

ROD:サイドワインダーHGC-66XFヴェノムファング
LINE:東レスーパーハードストロング20lb
LURE:フラットバックジグ3/8oz#28ブラック/ブルーフレーク(シリコンスカート)
+デスアダーグラブ6inch#01ウォーターメロン

アンバランスに見えるフラットバックとグラブの組み合わせは、フォールスピード、ウィードのスリ抜け、マッチザベイトなど、夏バスに有効な機能を全て備えたセッティングで、連日のガイドで「いろいろ試した結果一番釣れる組み合わせ」だという。

狙いのアクションを簡潔に言うならば、ずばりリフト&フォール。意識的にアクションしていた若園さんらにもバイトが出始めた!

ここまでを映像でご覧ください。


リアライザーでビッグを狙う!

その後バイトはあっという間に遠のいてしまった。ラッシュに化けたかもしれないチャンスだったが…。
気分転換を兼ねて移動し、リアライザーにシフト。

こちらのブルーギルパターンも激ヤバらしい。(GuideServiceMAEDAブログ2009.7.22

すると突然前田にバイト!
しかしフックアップせず…足元で反転していったバスは55クラスだった。

デスアダーグラブのライトテキサスも試してみる。同じリグを使っているのになぜか前田にバイトが集中、今日はこうゆう日か?

ガイドではピンテールのデスアダーと、グラブテールで反応を見るという。

ROD:サイドワインダーHGC-70HFバレットショット(プロトモデル)
LINE:東レスーパーハードストロング16lb
LURE:デスアダーグラブ6inch#02ウォーターメロンシード+Reinsタングステン
バレットシンカー3.5g


スーパーヘッドロックで50UP!

しばらく寝かせておいた朝のジグ・ポイントに入り直し、フラットバックジグ+デスアダーグラブで反応を見る。若園さんは最近お気に入りのスーパーヘッドロックジグ+デスアダーホッグにチェンジ。アクションは朝と同じリフト&フォール。

すると山川さんに連続バイト!
そして待望の1匹をGET。釣り方に慣れてきた感じ。

続いて若園さんに強烈な引きが!

ROD:サイドワインダーHGC-73XXスラップショット/FE
LURE:スーパーヘッドロックジグ3/8oz#02ブラック/ブラウン+デスアダーホッグ4inch#18ブルーマロン

ハマってきたぞぉ!その後も連発!

…とそこへ1本の電話が!
かけてきたのは栗田学氏。「いまナナマル(例の10.12kgバス)釣れました!」という第一報である。緊急事態を察した3人は急きょバスボートを飛ばしてマリーナへ!

ただごとではないサイズに、栗田氏の記録計測の手伝いを行った。見たことのない超巨大バスに3人が驚愕したのは、いうまでもない。


2時間、中断。世界記録級バス‼見ちゃったよ…

3人は2時間後、やや放心状態で釣りを再開!その後いいサイズは釣れたのか?

「いいサイズ」って言っても、………ねぇ?

後半〜ラストまでの映像をご覧ください。

がんばったけどラストまで目立った釣果はナシ。やっぱ、何か調子狂っちゃう感じ…そりゃそうなるわな!


若園さんからのコメント
本当の意味で『一生に一度の感動』をありがとうございました。朝現地で前田さん、カメラマン・ショギーさん、スタッフOさんと合流すると、夢を見ているのか現実なのか、なんかフワフワした感じでした。一匹が釣れるまでが長く、プレッシャーで死にそうでしたが、何とかいいのが一匹上がってホッとしました。
やはりガイド前田さんはスゴイと感動しました!釣りのスタイル、経験値、腕前、もう全てに!そして何より僕たち以上にプレッシャーを感じていたはずなのにとても親切で、船上がにぎやかになり力まず釣り出来たことが、いい結果に導いてくれたのだと思います。以前よりひと回りもふた回りも釣りの視野が広くなりました。
昼一番にとんでもない事件が発生しました。『例の10kgバス』です。前田さんに栗田さんから連絡が入り、船上ただならぬ空気が流れました。一度マリーナに戻ると、桟橋には栗田さんのスキーターが留まっていました。栗田さんがライブウェルから何か『物体』を取り出した時、あれがブラックバスだとは一瞬では理解できませんでした!サイズを測ると73.5cm10.12kg!ひとことで言うと『おたまじゃくしの化け物』でした!そしてサイズ、ウエイト以上に衝撃的な『迫力!!!』 また夢を見ているのじゃないかと錯覚してしまいました。落ち着いてきてから「こんな経験まず出来ないから」とバスを持たせてもらいましたが、下アゴをつかんだ時、図体の大きな外国人と握手しているみたいな感触で、わけが分からない感じでした!歴史が動いた瞬間に、歴史そのものを目で見て手で触れたことは『一生の誇り』です。今回の目的の『ビッグダディーになる』に思わぬ形で一歩近づくことができたと思います。この興奮をもっとお伝えしたいのですが文章にするのは難しく、うまく伝われば何よりだと思います。

山川さんからのコメント
率直な感想としては、非常に楽しかったです。釣りもそうですし、それ以外にいろんな方たちと会えた事がとてもいい経験になりました。釣りの方では前田さんにポイントごと的確な指示をもらい、結果的にはチビ一匹だったんですけど、状況に合わせて釣りをしていたので常に緊張感をもって楽しめました。あとは、歴史的瞬間に立ち会えたことがすごく奇跡的でした。栗田さんにはもっとでかいのを釣ってもらい、記録を更新してほしいです。奥村さんに会えた事もかなり興奮しました!また機会があれば前田さんにガイドをしてもらいたいです。前田さん、デプススタッフの方にはとても感謝しています。ありがとうございました!ショギーさん、カメラお疲れ様でした!

ガイドお申し込みはこちらまで


ガイドサービスMAEDA