琵琶湖水系では梅雨のシーズンになると、ある巨大魚がシャローへと姿を現します。そいつはヘラブナや二ゴイ、時にはバスをも食らう化け物で、1メートルを優に超える巨体の持ち主です。その正体は、ずばりビワコオオナマズ!!日本の淡水魚では最大のフィッシュイーターと言われる怪魚です。オーストラリアでマーレイコッドを釣って以来、奥村も怪魚に目覚めてしまったのか、雨が降った翌日に突然「今日は絶対釣れる!」と言い出し、急遽とある河川へと向かった。———。


そこは過去に奥村が110センチを仕留めた事のある激流地帯。ナマズといえば夜釣りでトップ!と思われがちですが、昼間でも条件が揃えば狙って獲れる立派なゲームフィッシュなのです。しかもビッグベイトで!
日が昇り、時折日差しも強まる中、とても夜行性のナマズが釣れるとは思えない状況でしたが、前日の雨の影響でささ濁りが入ったこともあり、流れを読みながら探って行く。1時間ほど釣り歩いた頃にハイサイダーのステディリトリーブにヒット!80センチクラスのアベレージサイズだったが、なんとジャンプ一発でバレてしまった。これには奥村も驚いたようで、「オオナマズがジャンプするところ初めて見た」との事。しかしその直後、意外にも再びロッドが絞り込まれた。オオナマズには申し訳ないが、今回奥村が持ち込んだのはドムドライバー/FE。難なく岸へと引きずり上げ、魚体にダメージを与えないよう素早くボガグリップでランディングした。



まずは1本目。流れのヨレにハイサイダーを通すと真下からもんどりうって襲い掛かってきました。


出ましたビワコオオナマズ!!これぞ琵琶湖最強、最大のフィッシュイーター。バスも喰います!!

奥村自身、数年振りのオオナマズ釣行だったこともあり、この1本はかなり嬉しかったようだ。それにしても、巨大な口と鋭い歯は、とてもナマズとは思えないただならぬ雰囲気で、完全なフィッシュイーターの顔つきだ。時には30センチほどのバスを吐き出すこともあるらしいが、この顔つきを見ればそれもうなずけます。




その後流れのヨレを重点的にハイサイダーで狙い、しばらくして再びヒット!
なんとこの日2本目のオオナマズをまたしてもキャッチしたのです。サウンドとフラッシングが効くオオナマズには、どうもハイサイダーが有効らしい。曇りや雨の日はトップにも反応するようですが、ルアーの50センチくらい後ろで引き波に激バイトしたりして、数少ないチャンスをものにするには、ちょっと効率が悪いようです。
結局この日は夕方までに会社へ戻らなければならず、2本キャッチしたところで終了となりましたが、意外にナマズも狙って釣れば楽しい魚なんですね。奥村のオオナマズ釣行も、今回だけでは終わらないかもしれません。

さらにもう1本!
何度かミスバイトしていましたが、次の1投でガッポリとアタック!
残念ながらメータークラスには及ばないサイズでしたが、流れの中でやり合うので、ファイトは結構スゴイです。


「上から見ればしゃもじ。横から見たらフェラーリ」だそうです(笑)

これがビワコオオナマズの巨大な口!
大きく突き出た下あごには、剣山のように鋭い歯が並ぶ。
ナマズとは名ばかりで、まるでアマゾンの怪魚です。